旅行の印象を決めるのに、大きな部分を占めるのはそうホテルですよね。
オーストラリアの場合、経由便のアジア系の航空会社、特にケアンズ行きは安い「格安航空券」があまり出回っていないので、ほとんどのケアンズへの旅行者は各日本の旅行会社主催のパッケージツアーで来る方がほとんどだと思います。
特にここ最近は各社オーストラリアの中でも、ケアンズツアーの販売に力を入れていて、航空券+ホテルといわゆる「個人旅行」で手配するよりも、各旅行会社主催パッケージツアーに参加した方が、断然安くなっているようです。問題はこれらのパッケージツアーに参加した場合、利用ホテルが「○○ホテルクラス」となっていること。とんでもない郊外、お化け屋敷のようなホテルに実際は泊められた、なんて時代もあったようですが、今は消費者が製造者よりも強い時代。今では仮に「○○ホテルクラス」となっていても、各社仕入に知恵と力を注ぎ、まずとんでもなく郊外であったり、お化け屋敷みたいなボロホテルだったということは無くなったようです。
最近はスタンダードクラス、激安キャンペーン商品は別として、スーペリア、デラックスクラス自体をなくし、替わりにそれらの料金帯のホテルはクラスをなくして、全て○○ホテル指定、というようなパッケージツアーに流れはなりつつあります。
ケアンズ市内に位置するケアンズホテルは、意外とホテル軒数が少ないです。またオーストラリアは全般的にホテルの規模が小さいのですが、ケアンズもそれと同じく大規模なホテルはなく、せいぜいリッジスエスプラネードの340室、ケアンズインターナショナルの320室程度、スタンダードクラスのホテルでは、そのほとんどが100室以下と小規模です。
またリゾート地でイメージする広大な敷地に熱帯植物の生い茂るガーデンがあり、その中にラグーンスタイルの大きなプール・・、といった「リゾート型」のホテルもケアンズ市内にはあまりありません。だから例えばハワイなどでイメージする、ヒルトンやシェラトンを想像すると「ちょっと違うんじゃない?」と思うかもしれません。ケアンズ市内で「リゾート型ホテル」という雰囲気は、オアシスリゾートとトレードウィンズエスプラネードくらいじゃないでしょうか。それでも前述のようなハワイのリゾートタイプのホテルと比較すると、全然小さい。
じゃあケアンズは全然つまらないじゃないか、というと、これ全然間違い。ケアンズはご存知の通り、広大な世界遺産グレートバリアリーフと、同じく世界遺産に指定される熱帯雨林に囲まれた、海と山の両方を楽しめる類稀なリゾート地。わずか船・車で数十分のところに素晴らしい景色が待っています。
シェラトンミラージュなどのポートダグラス、パームコーブ地区のホテルを除いて、ケアンズ市内ホテルで「ホテルライフ・リゾートライフ」をエンジョイ・楽しもうと思うと、ちょっとがっかりするかもしれませんが、ケアンズには、ホテルに滞在している暇が無い程、グレートバリアリーフの各クルーズ、ラフティング、熱帯雨林散策などのアトラクション・見どころが満載です!逆に言えば、ホテル滞在自体しか楽しめないところより、何倍もエキサイティング!
ちょっと長くなってしまったけど、いくつか日本人旅行者の利用が多いホテルを紹介します。ケアンズホテルはどこも大掛かりな仕掛け、豪華さ、派手さはないけど、随分と他では失われた素朴さをまだまだ保ち続けるリゾート地として、どこのホテルでもきっと快適な滞在を過ごせるんじゃないでしょうか。
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